M1阿部がDICOMO2021にて発表を行いました




発表詳細


学会名:マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2021)シンポジウム

日時:2021年6月30日-7月2日

場所:オンライン(Zoom)

発表形態:口頭発表とデモ発表


発表報告



上記学会にてM1阿部が参加し、口頭発表とデモ発表をしました。学会は3日間に渡って行われ、約400名が参加しており、230件以上の口頭およびデモ発表がオンライン(Zoom)で行われました。8つのブレイクアウトルームが設定され、各テーマに分かれて並行して発表が行われました。


2日目の午前(セッション4F 会話支援)に「会議円滑化支援を目的とした気持ち可視化ボタンの提案」というタイトルで口頭発表を行いました。

発表内容は議論の円滑化の阻害要因を"沈黙"であると考え、その沈黙の原因の1つに"参加者間で何を考えているかという気持ちが共有されない"ことがあるとし、気持ちの可視化を支援するボタンシステムを提案・評価実験を行ったという報告です。


また、2日目の夕方に行われたビデオデモセッションにも同タイトルで、参加いただいた方々に提案システムを使用してもらいながら、議論を行う形態の発表を行いました。

こちらでは事前に1分程度の紹介動画を用意し、それを見た参加者が気になる発表が行われているブレイクアウトルームに入って、説明を聞いたり、議論をしたりするという流れで1時間時間が用意されていました。

オンラインでデモ発表をするのは初めてで、最初はなかなか人が入ってこなかったこともあり、どうすれば良いか分からなかったのですが、時間が経つにつれ、段々と人の流れを見ながら説明する事項を臨機応変に決定することができるようになっていったように思います。


本来なら花巻で行われるはずだったので、オンライン開催になってしまい、大変残念に思いましたが、遠隔だからこそ提案システムのデモの際には、リアリティが生まれ、利用イメージを持っていただきやすかったのかもしれないと思っています。


さらに、今回は学生アルバイトとして、学会のお手伝いをさせていただきました。オンライン開催でしたので、会場設営等はございませんでしたが、発表のタイムキーパーや人数チェック・報告等の業務を行い、他大学の学生や運営に携わる先生方と交流をすることもできました。

研究に関してたくさん議論をいただいたり、懇親会やアルバイト業務を通してたくさんの方と交流することができ、大変充実した3日間となりました。