CS研究会シンポジウムにて2件発表を行いました




学会詳細


第24回サイバースペースと仮想都市研究会シンポジウム

〜Cyberactive Challenge〜


学会名:サイバースペースと仮想都市研究会

日時:2021年12月20日

場所:機械振興会館(東京都港区芝)&オンライン

発表形態:登壇発表・デモ発表


発表報告


上記の学会にM1の阿部,B3の桑宮が参加し,登壇発表およびデモ発表を行いました。

今回は招待公演1件、登壇発表4件、デモ発表3件が行われました。発表件数が少なかったため、個々の発表に対して多くの議論ができました。


阿部は「気持ち可視化ボタンのフィールド実験のためのシステムデザイン」というタイトルで発表を行いました。

学部3年次から現在にかけて提案してきた気持ちを可視化できるボタンシステムについて、これまでの取り組みをまとめ、 今後行うフィールド実験のために新たに実装したシステムのデザインについて発表しました。

2年ぶりの対面発表、初めてのオフラインデモということもあり、緊張もありましたが、実際にシステムを触っていただきながらたくさん議論をしていただき、 大変貴重な機会となりました。



桑宮は「右向き矢印は”右に行く”か”右に行け”か」というタイトルで発表を行いました。

学部2年次に行っていた「すれ違い行動を円滑化するLED点灯パターンの検討」という研究で発見した、移動する物体に取り付けられた右向きの矢印が ”右に行く”という解釈と、”右に行け”という解釈に分かれるという矢印の解釈問題について問題提起をしました。また、矢印の解釈に影響を与える要素として 矢印の位置に焦点を当てて議論しました。 対面での発表は初めてということもあり緊張しましたが、先生や先輩方のサポートのおかげで登壇発表、デモ発表とも貴重なご意見をたくさん頂き、有意義な時間を過ごせました。



デモ発表の様子


登壇発表の後に行われたデモ発表では、阿部はPCやiPadを用いて実際に提案システムである気持ち可視化ボタンを使用していただくでも発表を行いました。



桑宮はLEDパネルディスプレイを用いて矢印を表示したBeamという遠隔操作ロボットと実際にすれ違っていただくデモを行いました。


両発表とも活発な議論が行われ、有意義な時間を過ごすことができました。

CSシンポジウム2021の様子


今回のシンポジウムは東京タワーのすぐそばにある機械振興会館で行われました。

デモ発表で使用したBeamの輸送のため、登る時間はありませんでした。

撮影:越後宏紀(五十嵐研究室D2)